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ベラドンナ


製薬原料に栽培されています。花はぱっとしないが、果実がとても美しい花です。悪魔の愛した花とされていて、悪魔は日々の悪事の傍ら暇をみつけてはこの花の手入れをしていました。そして、悪魔がこの世話からたった一晩離れたのが「ワルプルギスの夜-五月祭の前夜-」といって悪魔が魔女の宴のためにご馳走を用意する晩。その日に黒いメンドリを使って悪魔を誘い出しベラドンナを悪魔の手より奪い取ることができれば、ベラドンナは正しい用法に供されることができるといわれています。


毒草名  ベラドンナ(Belladonna)、西洋ハシリドコロ、Devil's Cherries、オオカミナスビ、アトロバ
学 名  Atropa belladonna LINN.
特 性  ナス科 ベラドンナ属
花 期  6〜9月
毒部位  全草、根、葉
成 分  ヒヨスシアミン(Hyoscyamine)、アトロピン(Atropine)、スコポラミン(Scopolomine)
症 状  幻覚、精神錯乱、せん妄


 

気まぐれで人間の運命を支配するギリシャ神話の三女神「モイラ-Moira-」
運命の糸は三姉妹の末っ子「クロート-Clotho-(誕生)」によって紡がれ、三姉妹の真ん中「ラケシス-Lachesis-(生涯)」によって測られ、いちばん年上の「アトロポス-Atropos-(死)」のハサミによって断ち切られるのでした。ベラドンナの学名「Atropa belladonna」はこの死の女神アトロポスにちなんでいます。

 



 

 

 



 

黄色のベラドンナ。その魔力はより強力だと伝えられています。



≪MEMO≫
・ボルジア家の毒草
・アトロピン:サリンの解毒薬
・実は甘くジューシー
・魔女の軟膏の材料のふとつ


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